« 2daysカーレッジくん。 | トップページ | GWのブツ。 »

2012年4月22日 (日)

CDチューナーアンプ、逝く。

CDチューナーアンプ、逝く。

ずいぶん前に買ったBOSEのSSS-1MCがErr表示でご臨終です。
お気に入りなので治してやる!




CDチューナーアンプ、逝く。

( ゚□゚)ノ彡ハァー!!!




CDチューナーアンプ、逝く。

さすがBOSE、ネジが銅製の様です。




CDチューナーアンプ、逝く。

エルナーの電コン。日本製の様です。




CDチューナーアンプ、逝く。

CDを救出し、



CDチューナーアンプ、逝く。

CDの回転と同周期で鳴っていた異音の原因を発見。
トレイタイプのドライブでよくあるCD挿入後のリフト不良の模様。



CDチューナーアンプ、逝く。

分かりにくいかもですが、滑り台のようなとこと・・・




CDチューナーアンプ、逝く。

このラックギア横に滑り台が当たってトレイをリフトする様ですが、古いものなので磨耗による不具合ですね。寿命です。

でも、治してみます。





CDチューナーアンプ、逝く。

早速島忠へお買い物。
140円の金具で滑り台を補強してみます。




CDチューナーアンプ、逝く。

ラックのとこも・・・




CDチューナーアンプ、逝く。

適当な形に加工して・・・



CDチューナーアンプ、逝く。

取り付けて接着。



CDチューナーアンプ、逝く。

滑り台にも金具を接着。




CDチューナーアンプ、逝く。

乾燥するまで大黒埠頭に釣り見学。




CDチューナーアンプ、逝く。

乾いたかな。



CDチューナーアンプ、逝く。

治った!やったね!
でもそろそろピックアップレンズの交換もしたいところ~。
まだ手に入るうちに買っとこうかな~。。。
それともそろそろ買い替えかな~。。。

|

« 2daysカーレッジくん。 | トップページ | GWのブツ。 »

コメント

一発屋の投稿になると思います。

ごく最近、2018年の9月ごろにボーズのSSS-1MC をオークションで手に入れました。
説明では、CDを認識しませんとしていました。
表示は薄いとしていました。

届き、確認をしたところ、やはりCDを認識しません。
しかし、それは納得してのことだから心配はしていませんでした。

なぜなら、SSS-1MCの販売開始は1998年? 1999年ごろ?でもって
すでに20年近くが経過しています。

全てのオーディオ製品の故障について
機械的な故障、光学的な故障、電気的な故障(接触不良など)を疑います。

しかし、電気的な故障でも、コンデンサの容量抜けによる作動不良について
記載されているブログなどはほとんど皆無と思います。

コンデンサの不良・・・、例えば日本製のコンデンサが幾ら優秀だとしても
十数年も経過すれば、容量抜けは進行しているものです。

コンデンサは車などのバッテリーと原理は同じです。
充放電を繰り返す蓄電池です。
優秀な車のバッテリーにおいても数年で交換します。
充放電を繰り返す内に電気を貯められなくなるからです。
コンデンサも同じで、経年経過により中の電解液が抜け、容量が少なくなるので
電気が溜まらなくなり、ICやLSI、さらにはモーターなどが必要とする電気を
供給出来なくなることからの作動不良が多く発生します。

オークションなどで多く出ているジャンク品。
多くの人が、機械的な故障や不良を想定して落札していると思いますが、
電気的な故障=コンデンサの容量抜けので想定しないでの落札で
修理不可能になり、落胆している人が多いと思います。

CDプレーヤーやCDレコーダーでの、「CDを認識しません」はピックアップの
交換で直る場合もあるとは思いまず、それは、ブログが書かれている時期と
関係していると思っています。
発売から10年以内、あるいは電気的な運が良くて、10・・・4、5年も
コンデンサの容量抜けが緩やかな場合の物を手に入れての修理記録だと思います。
なので、ピックアップやゴムベルトの交換でもって再生可能になった記事を見て、
自分も修理可能だと思い込みジャンク品に手を出すのだと思います。

発売後、10・・・4、5年や20年を超えたジャンク品はまず、機械的な故障に加えて
コンデンサの容量抜けは確実に起きていると思っての故障を想定しておくべきだと思います。

そこで、オークションで手に入れた SSS-1MC の話に戻りますが、
今、オークションに出ている物には、CDを認識しません。
トレーの出し入れにカタカタ(ギャーの割れによる)音が出ますとあるものが多いです。

が・・、ギャー割れはなく、CDが認識しないだけの症状でした。
それでもって、AUXを使い、他のCDプレーヤーの音楽を再生していましたが
しばらく使っている内に電源が入らなくなりました。
それでもって、コンデンサの容量抜けが完全に発生したことを認識しました。

なので、不良の原因はコンデンサの容量抜けなので
コンデンサの交換をするだけになりました。

全ての電解コンデンサーを交換しました。
CDプレーヤー本体の下には基板があります。
全てが表面実装というコンデンサーですが、
最近は表面実装と同じくらいの小型コンデンサーが手に入れ易くなっているので
その小型コンデンサーを使います。
普通のコンデンサーを使うと基板と本体の底板との隙間が狭いために
CDプレーヤー本体が装着できなくなります。 本体との隙間に注意が必要です。

ここで今まで経験からして、交換する電解コンデンサーは普通タイプのコンデンサーを多く使い
オーディオ用コンデンサーを使うとしても数を少なくした方が良いと思います。
理由は、すべてのコンデンサーをオークション用コンデンサーで組んでしまうと
音のエネルギーが高域寄りに集まり、高域が目立ちやすく
意識が高域側に向き、場合によっては高域側が耳障りになるからです。

オーディオ用は使っても要所要所でもって使い、オリジナル機器が使っている場所に
使うべきだと思います。 オーディオ用を使い過ぎると音は高域寄りに向かうと
覚えておくと良いと思います。

全てのコンデンサーと書きましたが、50V 6800μF の2本は交換していません。
大型コンデンサーはよほど悪い使い方をしなければ
容量抜けが発生していないからです。

その様にして、このボーズの SSS-1MCを修理したところ、
一発でCDを認識するようになりました。
ピックアップの交換をしなくても素早くCDを認識して再生します。
CD-Rも軽く認識しますが、CD-Rにおいては録音側機器の状態や
CD-Rメーカーによって、数トラックで停止する時があります。
全体的にはCD-Rも順調に再生します。

さて、この SSS-1MC の実力ですが
凄いものがありました。

最初は、オンキョーの2Wayスピーカーでもって音を出していました。
音は、うたい文句の アメリカン・サウンドらしく?  明るく、音もこもらないで
パンチ力とエネルギーのある曲を上手に再生しました。

そこで、合うアンプが無くて眠っていたJBL の 4312A を繋ぎ
CDを再生したところ、ビックリです。
音の好みとして、低音よりも中音が好きで、中音域重視です。

なのでジャンルも女性ボーカルだけですが、
その女性ボーカルの声を上手に再生しました。 それは驚きでした。

そこそご出力が40Wのアンプでも、JBL の 4312A を見事に操る性能には驚きました。
本当に、4312A が眠りから覚めた感じで音を出しました。

ボーズの SSS-1MC の実力は凄いと思いました。
本体の裏にあるダイヤル式のイコライザを活用するのがベストでした。
回転をさすと確かに音質の雰囲気は変わります。

ちなみに、女性ボーカルとしては
カントリー歌手とされていまず、オールマイティーです。
その歌手にはまり、ロリー・モーガンの歌の上手さに聴き惚れています。

そのロリー・モーガンがまたオーディオ熱を呼び起こして
ボーズの SSS-1MC を落札させましたし、
マランツのCDプレーヤーの素晴らしさにも目を向けさせてくれました。

20年近く経過したオーディオ機器の修理では、コンデンサー交換は絶対に
必要だと思います。 コンデンサー交換はハードルが高いですが
トライして行く価値は多いにあります。

投稿は以上です

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 6日 (火) 17時59分

一発屋と書きながら二発目を投稿します。

この、ボーズの SSS-1MC が凄く気に入ったからだと思います。

ボーズの、このタイプのCDレシーバーの発熱は多いです。
消費電力が80Wちょっとあるので発熱も多いです。

CDを一枚再生すると天板はかなり熱くなり、取り出したCDもかなり
熱くなっています。 それだけ内部からの発熱が多い事を感じさせます。

なので、再生確認とか、動作確認としてオークションなどで落札したものの中にも
数十分、あるいはCD数枚、数時間稼働をすると
発熱により電解コンデンサーの容量が変化をして
CDの音飛びが発生を始める。 またはCDを認識しなくなる。

音に雑音が発生を始める。 片方の音が出なくなるなど
なんらかの不具合が発生をする個体が多いのではと推測をしています。

その様に、コンデンサーにとって熱はある程度の天敵になります。
かなりの高温でもって長い時間、年月を使い続けると
確実にコンデンサーの容量抜けは進行します。

なので、このボーズのタイプでは、ケースの側面の化粧板を外して
使うことを勧めます。

SSS-1MC では、ケースが3分割で構成されています。
ケース本体に両側面に2枚が付けられています。
この側面板はビスで固定されているだけなので、ビスを取れば
側面板がはずれます。

側面板2枚を外せば、見かけはかなり悪くなりますが
CDレシーバーにとっては良い環境になります。
なぜなら、多い発熱を多く逃がせるからです。

かなり長い時間、使っていても天板はかすかに温かくなるだけです。
CDを取り出してもホンノリと温かくなっているだけです。
それは、側面板を外している効果が良い方に現れている証拠になります。

なので、CDの為にも、レシーバー本体にとっても良い効果になる
側面板を外しての稼働を勧めます。

また余談としては、本体の裏にはサブ電源スイッチ(SW)があります。
このSWがONの時はリモコンで本体のONが出来ますが、
OFFにしておくとスタンバイランプが消えてしまいますし、
このSWをONにしないと本体前面のSWを押しても本体に電源が入りません。

しかし、どの様な理由なのかは分かりませんが
この裏のSWをONにしてスタンバイランプが点灯する状態にしておくと
発熱は意外にも多いです。 本体の電源が入っていないにもかかわらず
ケースを触ると多く発熱している事に気がつきます。

なので、このレシーバーを稼働させない時には
本体裏のサブSWをOFFにしておくことを勧めます。

このSSS-1MC を長く、大事に使おうと思うならば
見かけに捕らわれないで、ケース側面の側面板を外して使う事を勧めます。

以上です。

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 6日 (火) 18時47分

一発が二発となり、三発目になりました。

電解コンデンサー交換の話をもう少し進めたいと思います。

全ての故障が電解コンデンサー交換で直る訳ではないですが
ある程度、多くの故障が改善される事は確かです。

この最近、オークションで手に入れたジャンク品の修理について
記載したいと思います。

①最初に マランツ CD6003 というCDプレーヤーの修理について

オークションでの説明は次の様なものでした。

動作につきましては、たまに音が飛びます。
一度だけですがフリーズし動作しなくなった事があります。
総じて動作不安定と思います。

この最近、知ったのですが
デジタル機器において、DACが24ビットになっているという事を知り
24ビットDAC搭載の機器を探しました。

そこで、パイオニアのCDレコーダーやCDプレーヤー、
更にはビクターやオンキョーのCDレコーダーなどのジャンク品を手に入れて修理しました。
すべてにおいて24ビットDAC搭載です。

ボーズの SSS-1MC は 1ビットのマッシュらしく
音的に大変素晴らしいですが、24ビットDACも大変に気になるところでした。

音的に明快な音質、音の押出が軽やか、クリアや深み・・・という形容が
出来る音と感じました。 そこで24ビットに夢中になりました。

完動品は高くて落札できません。 なのでジャンク品狙いです。

最初の ① マランツのCDプレーヤーもジャンク品でした。

音飛びの発生。 ピックアップの劣化もあるかも知れませんが
個人的には、電解コンデンサーの容量抜けと思い込んでいるところがあるで
その予測で落札しました。

このCD6003 もほとんど全ての電解コンデンサーを交換してみました。
すると、音飛びは完全に無くなりました。

時たまフリーズするという症状は、ほかの記事にも同じことが書かれていました。
なので、この系列のCDプレーヤー特有の持病なのかもです。
そのフリーズ現象は、個人的に作ったCD-R再生おいて発生する様でした。
正規市販品のCDにおいては、まだフリーズを経験していません。

個人作成のCD-Rにおいて、フリーズする場合は曲と曲のつなぎ目で発生する様でもって
フリーズした時には一度、電源を切る必要がありました。
次に同じCDを再生してもフリーズしない場合もありました。

なので、電解コンデンサー交換が全ての故障を解決するとは言えませんが。

しかし、CD再生においての音飛び解決には、電解コンデンサー交換は大いに
有効です。 

②次に、パイオニアのコンポ

CDレコーダー コンポ XR-RS9R の電解コンデンサー交換について
説明では、3CDチェンジャーが、ガチャガチャしてつまっているようで
トレイが出てきませんのでジャンク品です。

他の出品では、3CDの2番トレーのCDだけが再生可能で、他のトレーは再生不可と
なっていました。

3CDトレーのガチャガチャは最初、トレーを出し入れするゴムベルトの劣化と
考えていましたが、結果的にはゴムベルトではなくて
電解コンデンサーの容量抜けによる誤作動が原因でした。

電解コンデンサーの容量抜けにより、ICやLSIが誤動作を起こしていたみたいです。
コンデンサー交換後には、トレーの誤動作は無くなり、
押したボタンのCDを確実に再生しました。

このXR-RS9RにはCDレコーダーも搭載されています。
このレコーダー本体は、次の機種と同じものです。

PDR-D50 PDR-N902

落札していないので正確ではないですが、3チェンジャーが付いた
PDR-WD70 のレコーダー部分も同じはずです。

これらのCDレコーダーにも持病があり、電解コンデンサー交換で
CDの再生は可能になりますが、録音は不可能でした。
複数落札したものもあるので、合計、4台ほど、再生可能になりますが
録音は4台ともに不可能でした。 なのでこの場合、残る手はピックアップの
交換と思いますが、他のブログを見ると、パイオニアは単品での部品は
絶対に販売しないと書かれていたので、ピックアップの交換は不可能です。

なのでこの手のCDレコーダーの修理は、再生可能だけになり、
録音は修理不能だと考えるべきかも知れません。

※余談として
パイオニアのCDプレーヤー PD-N902 の音質の良さは独特です。

CDプレーヤー本体の下にある基板に使われているコンデンサーの数は少なく
それも、普通タイプの電解コンデンサーです。
多くが表面実装のコンデンサーを使っているのに使っていません。
オーディオ用コンデンサーでもありません。
普通タイプのコンデンサーなのに
その音質のまろやかさ、すべる様に自然に出てくる音。
音に癖は無く、あくまでも自然体から出る音と形容したいくらいの音。

その様な素晴らしい音も、使い続けて数週間をした時に
再生音が、早送りのキャピキャピの音になりました。

直ぐに電解コンデンサーの容量抜けと分かるので
CD本体下のコンデンサーをを交換したところ、再生音は正常になりました。

③ビクターのCDレコーダー XL-R2010 なども使い始めて数か月後には
再生音がおかしくなりました。 やはり、早送りの再生音だったと思います。

なので全ての電解コンデンサーを交換したところ、最初は感じられなかった音、
それはエネルギッシュでパワフルな再生音だったことです。
このパワフル感、エネルギッシュ感のある音も好きなので良かったです。

この様に、CDプレーヤーにおいて、
音飛び発生はピックアップ劣化よりも電解コンデンサーの容量抜けが原因の場合が
多いと思っています。

ピックアップ交換でCD認識や音飛びの改善が行えたのは
発売後、10年ちっとまでの個体だと思っています。
すでに20年近く経過した個体では、ピックアップ交換だけで
CDの認識や音飛びは直らないはずと思っています。

酷な言い方ですが
20年近く経過したジャンク品には大きなリスクと
機械的な修理では、修理不可能だと認識をしておく必要があると思います。

以上です。

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 6日 (火) 20時59分

何と言うことでしようか。
一発屋と書きながら4発目になりました。

好みの音を追い求め続けています。
その追い求めはすでに病気の「域」かもしれません。

その追い求めの中で知ったボーズの SSS-1MC について
もう少し書いてみたいと思いました。
-------------------------------------------

前の投稿で、JBL の 4312A までも操る能力を
SSS-1MC は持っていると書きました。
その事について少し詳しく書いていきたいと思いました。

しかし、あくまでも20年近く経過をしているので
十分な整備をした個体での能力と思ってください。

好みの音としては、個人的に次の様なものを指します。

①低音よりも中域の重視
②その中でも、曲にもよりますが、ある瞬間はドキ!とした低音感を感じるもの
③ボーカルを上手に再生すること
④長時間聴いても、聴き疲れをしないもの
⑤中域の音は、クリア、パワフル、エネルギッシュ感、明るいキャラなどを
 上手に再生するもの
⑥低音と高音が中域の再生を邪魔しないもの
 あくまでも中域の再生を重視しています

細かく書きましたが、聴くときはいつも何かをしながら聴く
「ながら聴き」です。

インターネットをしながら聴く、テレビを見ながら聴く。
その様に何かをしながらの聴き方です。


アンプについても、スピーカーについても
その様なものを追い求めています。

その様な中で、あんなに小さな個体がJBL の4312A を上手に操ったのは
大変な驚きでした。 SSS-1MC を JBL 4312A につなぎ
二日目になりますが、一日数時間、まあ・・・2、3時間聴いても
まったく聴き疲れは発生しませんでした。 その事は大きな収穫でした。
※2、3時間聴くので、発熱を考えて当然に、ケースの両サイドの
 側面板は外して稼働させています。

4312A の能率は次の様になっているので(高能率)出力音圧レベル 93dB/W/m
なので、アンプには大きなパワーが必要ありません。

また、聴き疲れをしない音量や「ながら聴き」なので
ボリューム位置は、9時~10時くらいです。
11時まで回すと音量が大きくて聴き疲れが起きます。

その様に、SSS-1MC には、4312A を鳴らす能力を十分に
持っていることが分かると思います。

さらに、SSS-1MC が4312A を鳴らす特質としては
低音や高音がボーカルを全く邪魔しない鳴り方をする点です。
この事は、ボーカル主体に聴く聴き方では重要なポイントです。

SSS-1MC において、4312A の低音、中域、高音のエネルギーバランスを
上手に再生することです。

ちなみに、コーラルの CORAL X-V  1980年頃) というスピーカーも
持っていますが、コーラルも中域を上手に再生します。

そのコーラルの仕様を少し書くと次のようになります。

使用ユニット
低域用:26cmコーン型
中域用:7cmドーム型
中域には7cmハードドーム型スコーカーを搭載しています。

高域用:2cmドーム型
プログラムソース入力 110W
出力音圧レベル 92dB/W/m
インピーダンス   6Ω

このコーラルも低・中・高のエネルギーバランス良いスピーカーです。
中域に7センチのハードドーム・スコーカーを搭載しているので
音は明瞭、明るいキャラ、エネルギー感を再生します。

ですが、SSS-1MC につなぐと、明るいキャラが目立ち、
高音が目立ちすぎて、聴き疲れのある音になりました。
スピーカーがアンプを選ぶのか?
それとも、SSS-1MC がスピーカーを選んでいるのかは、分かりませんが
2つのスピーカーを比べると、その様な結果になりました。

--------------------------------------------------------------
※番外として、今まで「好みの音を求める中で」の
 今まで手にしてみた機器を少し振り返ってみました。
 すでに手放した機器が多いです。 それは、音が好みに
 合わなかったからです。

 それを反対に言えば、JBL の 4312A に合うアンプが無かったとも
 言えるかもです。

ONKYO Integra A-919 ¥160,000(1992年頃)
※オークションで入手
※電解コンデンサーを全て交換
■このアンプは現在も所有 大変お気に入りのアンプです。
ダンピングファクター   400(1kHz、8Ω)
重量  26.6kg

ONKYO Integra A-929 ¥170,000(1998年頃)
ダンピングファクター  160(8Ω、20Hz~20kHz)
■現在は無し

ONKYO Integra A-817XG ¥78,000(1989年頃)
BI-MOSドライブアンプを採用したプリメインアンプ。
ダンピングファクター  150(1kHz、8Ω)
■現在は無し

ONKYO Integra P-306 ¥100,000(1979年頃)
※オークションで入手 ※コンデンサーを交換
ONKYO Integra P-306R ¥100,000(1981年頃)
※オークションで入手 ※コンデンサー交換
■現在は無し

ONKYO Integra P-308 ¥130,000(1986年頃)
ONKYO Integra M-508 ¥240,000(1986年頃)
■現在は無し

YAMAHA A-2000a ¥195,000(1987年頃)
※オークションで入手 ※コンデンサー全てを交換
■現在、休眠中

YAMAHA A-950 ¥118,000(1983年発売)
※ジャンク屋で入手 ※コンデンサーは未交換
■現在は休眠中

YAMAHA AVX-2000DSP ¥198,000(1990年発売)
※オークションで入手 ※コンデンサーは未交換
■現在は無し
--------------------------------------------

その様に、JBL と コーラルのスピーカーに合うアンプを
探し、現在稼働中のアンプは
オンキョーの A-919
ボーズ SSS-1MC
※最近修理をした パイオニア XR-RS9R

それぞれに良い面があり満足。

その様に、JBL の 4312A に合うアンプが無かったです。
お気に入りの、オンキョー A-919 でもっても
低音と中音、高音のバランスが悪く(それは、アンプの性格のはず)、
低音がボーカルを邪魔していました。
なので、A-919 でも4312A を使いこなせなかったです。

なのに、ボースの SSS-1MC は、ダンピングファクター(スピーカーを
制動する能力数)が確か・・・50そこそなのに
4312A のウーハーを上手に、ボーカルを邪魔しなでコントロールするのは
大変な驚きでした。

まとめとしては、
この SSS-1MC は、上手に整備をすれば
凄い能力を復活させて、ボーズのスピーカーに限らず
良いスピーカーさえも操ることが出来ると思います。

本体の裏にある=イコライザーダイヤルの活用がベストです。
そのイコライザーは良く知りませんが、トーン回路と
ドルビーのDSP回路を合わせた感じなのでしょうか?

裏から見て、時計回りに回すと
低音が絞られて、音が高域再生に向かいます。 高域が特にクリアになります。
反対に、反時計回りに回すと、DSPトーンになる?
低域や再生音全体に厚みが増し、エネルギー感も増えるし、
音全体へのスケール感が増す感じにみえました。

個人的な感想ですがとして、
このイコライザーを搭載しているのは 同じ系列の PLS-1310 も
素晴らしい性能なのかもです。

後の、PLS-1410 や PLS-1510 などは、このイコライザーを搭載していません。
ただし、機能的にトーン回路が搭載されていれば話は違いますが
もしもトーン回路も無し、イコライザー回路も無しであれば
ボーズ以外のスピーカーを操るのは苦手なのかもと想像したくなります。

とにかく、ボーズの SSS-1MC は、名機と呼べるアンプだと思います。

以上です。

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 7日 (水) 15時27分

★ とうとう5発目の投稿になりました。

今回は、このSSS-1MC を含めたCDプレーヤーや
レコーダーでのトレーの不具合=勝手にトレが出入りするとか、
トレーが出てもCDをセットしない前に入ってしまうなのど
不具合の発生原因について少し書こうと思います。

トレーの不具合原因には2つの原因があります。

①トレーの出入りを感知するスイッチ(SW)の接点不良
 によって、マイコンが誤動作をして発生するもの。

 この解決は、そのスイッチに接点復活剤を吹き付けて
 接触不良を無くすとトレーは出てもピタリと止まります。
 誤動作により、勝手に出入りすることも無くなります。

② これは厄介で、
  前に書いたように、電解コンデンサーの容量抜けによって
  マイコンが誤動作をする為に発生するもので
  スイッチに接点復活剤を吹き付けるだけでは
  その誤作動は直りません。

  解決は、電解コンデンサーの交換だけですが、
  どこの部分のコンデンサーが不良なのかが分からないので
  本体内部にある電解コンデンサー全てを交換する以外に
  電解コンデンサーの容量抜けによるマイコンの誤動作によって
  発生するトレーの誤作動は直りません。

トレーの誤作動が発生した場合、最初はトレーの出入りを
感知するスイッチへの接点復活剤です。
それでも誤動作が直らない場合には、完全に
電解コンデンサーの容量抜けによるものですから
故障の症状としては重症の部類に入ります。
--------------------------------

余談として
今日は、SSS-1MC + 4312A でもって
カントリー歌手 カーレン・カター のカントリー
ミュージックを聴いています。

やはり、SSS-1MC と 4312A の相性は良いようです。

ボーカルを邪魔すことなく、メリハリのある低音を
響かせています。このSSS-1MC が操る低音は気持ちよく、
歌に厚みを加えています。 
あくまでもボーカルの盛り立て役に徹している低音です。

それだけ、SSS-1MC は凄いアンプと言って良いと思います。

以上です。
---------------------

次からの投稿には、電解コンデンサーの交換での要領を
少しづつ投稿したいと思います。

その前にDATの修理で思い出したので少し書きます。

DATは5台持っていますが、慣れからによる雑な作業によって
どのDATにもメカ部分にある=RFアンプ 小さくまとまった
基板です。しかし、回転ヘッドで読み取った信号をメイン基板に
送る絶対的に重要な部品ですが、そのカバーを半田ごてで外す場合に、
本当に小さなブロックコンデンサーを断線をさせてしまって
今は再生不能です。

ジャンク品を狙っていまず、そのジャンク品、意外と人気があり
3000円以上の値が付くので今は諦めています。

さて、それらのDATも全てジャンク品でした。

フタが開かない。 テープ走行が不安定や不能。
録音出来ないなどの不具合のあるものでした。

これらのDATも、普通、メカ的な不具合と想定して多くの人が
落札していると思います。 確かにブログなどを読むと、
ベルト交換や走行系のメンテナスでもって修理完了として
いるのも読みます。

確かに、メカ的な不具合により故障になっている個体も
多いと思いますが多くが電解コンデンサーの容量抜けによるIC や
LSI  マイコンなどの誤動作による不具合と思います。

容量抜けによりマイコンは誤動作をし、メカ部分の
モーターへも電力を送れません。 当然にテープを
走行さすモーターもトルク不足で止まるはずです。

DATの普及品が出始めたのが2000年頃からです。
それでもすでに18年が経過していますし、DATは意外と
発熱の多い機器です。
当然に電解コンデンサーの劣化も早まります。

ジャンク品は意外に年数が古いものが多いです。
新しいものはメーカーなどで修理をすると思いますが
製造後、8年を過ぎたものはメーカーに補修部品を保管していません。

なので、ジャンク品の多くが、人の手を多く回ってオークションに
出てくるかもです。

とにかく、電子機器が古くなれば
その故障原因の中の多くが、電解コンデンサーの容量抜けと
知っているならば電解コンデンサー交換でも機器の復活は
多くあるはずです。

DAT、カセットデッキそうですが
容量抜けが発生していると、再生しても途中で止まる。
途中で再生音がおかしくなる。音に歪が出始める。

録音に関しては、録音後、再生すると、途中までしか録音出来ていない。

それらは、容量抜けによりモーターやマイコンが誤動作をしている為です。

電解コンデンサーの交換により機器の変わる変化としては
① 作動動作がキビキビすること
② 再生音が格段に良くなること

などです。

電解コンデンサー交換には、細かい作業が数時間続くので
イライラの解消方法が必要です。
そして、根気力を身につけて行く必要があります。

修理して成功したDATは
①ソニー DTC-A7
②パイオニア D-50
③パイオニア D-05
④ソニー DTC-790

⑤ソニー DTC-57ES ※RFアンプを壊して修理失敗 ジャンク待ち

などです。
どの機種もメインの修理は電解コンデンサーの交換で直りました。
ソニーのDATはメカの走行系も少しメンテが必要でした。


少しづつでも電解コンデンサーの交換を覚えていくと
オーディオは凄く楽しくなります。

以上です。
  

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 8日 (木) 17時29分

■ 前の投稿に書いているマランツのCDプレーヤー
  CD6003 の修理がやっと成功しました。

オークションで落札したジャンク品
「音飛びがあり、時度、フリーズをして操作を受け付けなくなる」というものでした。

ほとんどの電解コンデンサーを交換したのに
フリーズする症状は直りませんでした。

なので、2週間くらい原因は何んなのかと悩みました。
原因は、ピックアップのレーザー出力不足でした。

電解コンデンサーの交換で音飛びは完全に無くなった
のだけれどもCD-Rの再生では特にひどく、10数曲の内、
CD-Rによっては2、3曲おきにフリーズをしていました。

フリーズをすると次のトラック進めボタンを押しても、
トラック番号は変わるのだけれども再生はしませんでした。

なので、一度、リモコンか本体の電源ボタンをOFFにして
スタンバイ状態にしてから再度ONにして、再生ボタンを
押して再生するという動作が必要でした。
その様にして再・再生をしても又、2、3曲すれば
フリーズをするという状態でした。

なので、電解コンデンサー交換のやり残し分=電源基板の
25V6800μファラッド 50V10μF 50V2.2μF のうち
6800μFは今、手持ちがないのでそのままにして
後の2本を交換してテストをしました。

それでもフリーズをしました。
CD-Rだからフリーズをする? するのかとして市販品の
CDを再生しても、数曲目にはフリーズをしました。

ここで又、悩みましたが
ピックアップにはレーザー出力を調整するボリューム抵抗が
あるのを思い出してトライしてみました。
これが修理成功のカギでした。フリーズは無くなりました。

CD-Rを2枚、市販のCDを1枚再生してもフリーズは全く
発生しましせんでした。 やれやれです。
-----------------------
そのボリューム抵抗を回すのには
メカを本体から浮かす必要があるので、最初に電源をONの
状態でトレーを引き出しておきます。

そして、トレーの前面にある化粧板を上側に押上げる感じで
引き抜きます。下側から化粧板を押し上げる感じで
トレーから外します。
少しコツが必要です。 下側を前側に少し折り曲げる感じで
押し上げます。

その理由は、トレーに化粧板の小さなカギつめ で固定さすようになっているので、
強引に外すと、そのカギつめ を折り、
次には化粧板をトレーに装着できなくなるからです。

メカ本体から出ているフラット・ケーブルだけを
ソケットから引き抜いて、サイド側から出ている
2本のコードは基板のソケットから外す必要はありません。

もう一つのフラット・ケーブルは一見、
メカ本体から出ているように見えますが、
メカからではなくてフロントパネルから出ている
ケーブルなので基板のソケットから
引き抜く必要はありません。

メカ本体のピックアップから出ているフラット・
ケーブルだけを基板から引き抜いて、後はメカを
本体に固定している4本のビスを外せば
メカ本体は簡単に本体から浮かせることが出来て
ピックアップのフラット・ケーブルの下側にある極小さな
ボリューム抵抗を回すことが出来るようになります。

★そのボリューム抵抗は極小さいので、これが
ボリューム抵抗?と 思うくらいの小ささです。

そのボリューム抵抗にマジックで合いマークを付けます。
後で、元に戻す必要がある場合の目印にします。

最初は反時計回りに少し回しました。
他のブログは反時計周りに回すとしていからです。
しかし、まだフリーズをしました。

なので次には、合いマークから見て時計回りに
少し回しました。
すると今度は全くフリーズをしませんでした。
修理は成功したことになります。

他のブログによれば、回し過ぎてレーザー出力を強すぎる
くらいにするとピックアップの寿命が短くなると書かれていたので回すのは、
そこそこの回転が良いと思います。

本当に、諦めずに2週間くらい悩んだけれども
良い結果が出てホツトしました。

そのボリューム抵抗は極小さく、頑丈なピンセットで
回します。極小さいのでそのボリューム抵抗を
壊さないことが大切です。

以上です。

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 9日 (金) 00時15分

■ マランツのCDプレーヤーにおいての
  CDの読み取りの弱さについての記事ありました。
  この記事以外にも、再生しているとフリーズを
  するという記事を見たような気がします。

マランツのCDプレーヤーの音質については
大変に評価がいい記事を多く見るだけに
CDの読み取りの弱さがあるのが少し残念です。

残念ですが、CD6003の修理をして
フリーズをする原因が、ピックアップのレーザー出力の
弱さと分かり、レーザー出力を調整することでもって
フリーズや読み取り悪さを克服できるのではと
考えられます。

★読み取り弱さについての記事があったので
少し載せます。

CD6002/Applause

中低音のしっかり感、音の太さ、ボリュームを上げても
うるさくないこと、コンパクトで軽いことなどが非常に気に入っている。
★ディスクの読み取りに時間がかかることと、★再生が不良または
★不可能なディスクが少し多いのが気になっています。
  -----------------

arantz SA8400
     2003年 定価90,000円(税抜)

MarantzのSA8400は2003年9月に発売されたSACDプレイヤーです。

(トラブルについて)
SA8400のトラブルで多いのがディスクの読み込みエラーです。
ただ後期のロットでは対策がされているかと思います。
ウチのSA8400も読み込みエラーが出始めたので、内部の様子を確認しながら、
いろいろなディスクでテストをしてみました。その結果症状は

(1) ディスプレィに「no disk」や「can't play」と表示されて、
    ディスクを認識・再生しない。
(2) ディスクを認識して再生するが、プレーヤーがブーンと音をたてて振動する。

(2)はスピンドルモーターが異常回転(高速回転)を起こして、
   激しく振動しているためで、手で触るとCDプレーヤー全体が
   振動してしていることがわかります。このような振動は
   CDプレーヤーには大敵で、モーターが壊れるだけでなく、
   精密部品であるピックアップの故障の原因にもなりますし、
   基板がハンダ割れを起こし断線の原因にもなるので注意が必要です。

原因はどうやらピックアップの寿命とは関係なしに、
★レーザーの出力が不安定になっているようです。

マランツはSA8400以外の機種も含めて、音質対策のためにデジタルサーボの
サーボ量を制限していたという話があります。
そうだとするとディスクに偏芯やソリがある場合、他社のプレーヤーより
★読める率が少なくなります。またSACDのハイブリットやCD-Rも
同じように他社より★読めない物が多くなるかもしれません。
  --------------------------

という様な記事内容でした。

もしも、マランツのCDを所有していて
読み取り悪さやフリーズを経験したならば、
ピックアップレンズの掃除、それでも改善しなければ
ピックアップのレーザー出力調整にトライしてみては
どうでしようか。

以上です。

投稿: 音への探求者 | 2018年11月 9日 (金) 02時22分

■ これから、電解コンデンサー交換での
  準備と要領、そして要点を少しづつ投稿をしたいと思います。
  その前に、
  前回のマランツのCD6003での
  ピックアップのレーザー出力調整についての説明に
  少し追加をします。

※マランツのCDプレーヤーのレーザー出力調整について

ピックアップにあるボリューム抵抗には、必ず
回す前に「合いマーク」をマジックで付けておきます。

そこで、CD6003 のフリーズ対策としては
「合いマーク」より右回りに少し回転させて
フリーズを無くしましたが、
その回転を大きくすると今度は、CDをセットしても
CDは全く回転しなくて、CDを認識しませんでした。
サーボが強すぎて、回転をしなくなったのかもでした。
なので、「合いマーク」と回し過ぎには注意が必要です。

◆これから少しづつ電解コンデンサー交換に向けての
準備と要点を投稿して行きたいと思います。

◆準備する物を書きます。
①半田ごて 電子部品では30W~40W書かれていますが
      40Wが良いと思います。
      ※必要のないハンダを吸い取る時に良いです。

②ヒートコントローラー
      検索において、温度調節とか半田ごて用・・・などの
      キーワードでは、ヒートコントローラーの商品は
      出にくいです。 価格は3000円ちょっとです。

      半田ごてに100Vをそのまま通すと
      こて先が焼け過ぎて、こて先に付いたペースト(ヤニとも呼ぶ)
      が焼け過ぎて黒いススになり、基板をきたなくしたり、
      ハンダがうまく溶着しなくなります。

      なので、ヒートコントローラーにより、こて先の温度を
      少し低くする為に使います。

③電線の単線 芯線の太さは0.75ミリくらい
       太い線、1.0ミリ以上では使いにくいです。

       余分なハンダ、基板からコンデンサーを抜き取った後
       残ったハンダを除去して、コンデンサーの足(電極)を
       差し込み易くする為と、基板の配線パターンを断線させない為に
       使います。

④ペースト(ヤニとも呼ぶ) ハンダを溶着しやすくするものです。
       ヤニ入りハンダと呼んでいるハンダに入っているものです。

       太さは、0.8ミリがベストです。
       1.0ミリは扱いにくいですが、大型コンピューターを
       交換する時には、溶着の盛り方を多くする為に
       使うことは使います。
       両方の太さを用意すればベストです。

⑤紙ヤスリ 細目が良いと思います。
      極端に、#80  #120 などと大きい粗目は使いにくいです。
      #200 番 より上が良いかもです。

      コンデンサーの足を少し、簡単に磨きます。
      ハンダが付きやすくする為です。

⑥エアコン配管用に使う
 粘土タイプのパテ   小さなものでは、量販店などで
            70円で売っています。

            使うのは極少量です。
            使い方として、新しいコンデンサーの足を
            基板に差し込み、ハンダで溶着する時に使います。

            基板の穴に、コンデンサーの足を差し込んだだけでは
            コンデンサーがグラグラして、
            ハンダで基板に溶着できません。

            左手にハンダ、右手に半田ごてが
            持てるようにする為には、エアコン用パテでもって
            電解コンデンサーを基板に一時的に固定さす為に使います。

            このエアコン用パテにより、
            電解コンデンサーは基板に、きれいに垂直に立ちます。
---------------------------------

⑦ ニッパ
  切れ先がなるべく薄いものが良いです。 ある程度小型が良いです。

⑧ ラジオペンチ
  これもある程度、小型が良いです。
  コンデンサーの足を曲げる時に使います。

⑨ピンセット
  小型でもって、先にギザギザが無くて、すごく尖っているもの。
  もう一種類があっても良いです。
  ある程度小型でもって、先にギザギザがあるもの。

  先の尖っているピンセットは、いずれ説明しますが
  コンデンサーの足を、基板の表側から切り、
  裏側に残っているコンデンサーの足を除去する時に使います。

 ◆理由は、年式が新しい機種は、
  ICや LSI その他の部品が超・過密化して基板に付いています。
  なので、基板裏の配線パターンの幅も極端に狭く、下手をすれば
  すぐに断線をします。 例えば、コンデンサーの足の間隔は5ミリ
  ちょっとなのに、その間隔の間に、極小さなブロックコンデンサー
  などが配置されています。

  そのブロックコンデンサーに少しでも半田ごてが触ると
  ブロックコンデンサーは壊れて、修理は不能になるからです。

  なので最近の製品では、右手に半田ごて、左手にピンセットを持って
  コンデンサーの足の切り残しを除去して行きます。

今のところ、思い出すのは以上なので
今回の投稿はここまでです。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月10日 (土) 16時08分

今回からの投稿には番号を付けることにしました。
なので今回の、電解コンデンサー交換についての投稿は
 電解コンデンサー交換 ■9番目 になります。

1)準備の前の余談的 話しとして

電解コンデンサー交換の練習としての、ある一つの方法として
ハードオフやジャンク屋でもって、ジャンク品の安い機器を買って
練習する方法も良いかもです。

この方法は、ある程度の数を行った時に思い付きましたが
すでにコンデンサー交換の台数はこなしていたので
この方法は行っていませんが、
初めてコンデンサー交換にトライして行こうとする人にとっては
良い方法かもしれません。

①ハードオフやジャンク屋で安い機器を買う。
その場合、安いからといって、元々の定価が高い高級機は
避けるべきです。

理由
高級機は、基板数が2枚建てとか、複数枚、入っていて、
さらには、この回路も複雑で、複雑という事は、
基板裏の銅はくの配線パターンの幅は極端に細く、
また、銅箔パターンの厚みも薄いので、電解コンデンサーを
基板から抜く時に、その銅箔の配線を断線させる可能性が
大きくあるからです。

なので、割と低価格、あるいは普及機という機種を狙って買います。
もしも欲を言うと、練習用のジャンク品としても
自分が本当に欲しい機種、さらに将来的にこんな機種から
直してみたいと思える機種を選ぶべきです。
----------------------------
次回の投稿は、電解コンデンサー交換に向けての
実際の準備について投稿します。

少し投稿内容を書くと、電解コンデンサーの住所録というか
住所の地図です。

その様な地図(配置図)を書いておかないと
電解コンデンサーを外した後、その位置に
どの様な規格のコンデンサーがあったのかが
分からなくなり、修理が不可能になる為に、
電解コンデンサーの配置図を書いておく必要が
あるのです。
 
その様な機種だと、電解コンデンサー交換への興味と
根気が続くからです。

いくら低価格や普及機といっても部品の数は多く、
電解コンデンサーの数は多く使われています。
それらの数を交換する時、ストレスが多く溜まります。
なので最初は、いくらかでも興味が持続する機種を選べば
ストレスやイライラでもって諦める度合いも低くなるかもです。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月11日 (日) 03時33分

電解コンデンサー交換についての ■10番目

今回は次の4点について投稿します。
4番目の説明は、そのままで了解できると思います。

1)ネジの話
2) 配置図の話
3) コンデンサーの通販について
4) 呼び方の違い
  コンデンサーと書いてあるものもあるし、コンデンサと
  書いてあるものもあります。
  そこで今回からは、コンデンサという呼び方にします。

1)ネジ(ビス)の話
機器から基板を取り外す為には当然に
ネジを取り外します。

ネジの取り外しには説明がいらないです。
ドライバを左回しに回せばネジが外れるのですから。
説明は、組み立てる時のネジの取り扱いについてです。

ネジでもって部品などを組み付ける時、ドライバは右回しに
回してネジ(ビス)を締め付けますが、
ビスをネジ穴にセットをして、★そのまま右回しに回せば
ネジ穴のネジ山とビス側のネジ山が合っていない場合には
ドライバを回す抵抗力は強く、強い力が必要です。
さらには、双方のネジ山が合っていない為に、
締め込む時に、ネジ穴の山は★新たなネジ山として削られて
行きます。
そのような事を数回、繰り返して行くと
ネジ穴のネジ山が無くなり、ビスはカラ回りをして
ビスでもって部品を固定できなくなります。
ネジ穴のネジ山が無くなる事によって
固定するというネジの役目が完全に失われます。

しかし、ネジ穴のネジ山とビスのネジ山が最初から合っている
場合には、ドライバは軽く回り、ビスはスルスルと締まります。

なので、その、ネジ穴のネジ山を壊さないで
組み立てる方法について書きます。

①最初は、ネジ穴にビスをセットします。
②直ぐに、右回しに回して締め付けるのではなくて
 左回しにドライバを回します。

③すると、ネジ穴のネジ山とビスのネジ山が合った個所で
 カチッ! とする小さな音が出ます。
 その位置が、双方のネジ山が合った個所なので
 左回しの動作を止めて、次には正常な右回しにすれば
 ビスは抵抗なくネジ穴に入っていきます。

④■その様にして、最初は左回しにドライバを回しますが、
 それでも、ビスが固く、ドライバに抵抗を感じる場合があります。

 その場合には、一応、ネジ穴とビス山は合っているのだけれども、
 ネジ穴とビスのネジ山には★微妙な相性があるので
 その抵抗を感じるビスは、そのネジ穴に使われていなかったと知り
 他のネジ穴に移してみます。
 その様にして、ネジ穴とビス山の相性を探りながら
 ビスを締め付けていくと
 ネジ穴とビス山、双方のネジ山を傷めないので
 いつまでもシッカリと固定するという役目を果たします。

⑤■それと、ビスを締め付ける力は軽くて良いです。
 大きな機械や、振動などが出る機械を組み立てるのではないのですから
 ほんの軽い力でもって締め付ければ良いです。

 ★特に、プラスチック部品でもって、ビス穴がプラスチックの場合
 締め付ける力は本当に軽くて良いです。
 強い力で締め付けると、穴がプラスチックの為に一発で
 ネジ穴のネジ山が壊れて、ビスはカラ回りをして
 部品を固定できなくなります。
--------------------------------

2)電解コンデンサの配置図について

電解コンデンサを交換する前には、★絶対的に
電解コンデンサの位置と、コンデンサの規格、マイナス端子の向き
を記録する必要があります。

■理由
電解コンデンサを一度、基板から抜き取ると
その位置に、どの様な規格のコンデンサがあったのかが
分からなくなり、修理が不可能になるためです。

①A4用紙でよいです。
縦でも良いし、横でも良いです。
自分が使いやすい向きにします。

②用紙に、修理する機種名を書きます。

③まず最初、交換するコンデンサがある基板を
見る向きを決めます。 縦長の基板であれば
縦にして見るのか、横にして見るのかを決めます。

④向きが決まれば、自分側に近い位置が、リア側なのか
フロント側なのかを、用紙に書きます。
★場合によっては、基板の向きを右、左で見ている場合には
用紙に、基板の向きの右、左を書きます。

④■記録するコンデンサの位置は、自分だけに分かれば
良いので、きれいに書く必要はありません。
きたなくても良いです。 正確な円形の丸を書く必要も
ありません。

⑤■コンデンサを示すその丸い円の大きさは、ある程度、
雑で良いです。 しかし、規格でもって1000μF
2200μF 3300μF などと、大きなコンデンサにおいては
それなりの大きさの丸円を書きます。

⑥■電源基板であれば、
トランスの横にヒートシンクがあり、そのトランジスタを
働かす為の16V100μF の位置に丸円を書き、マイナス端子の向き
を記録します。※書きます。

さらに大型のコンデンサ、35V2200μF や35V3300μFの位置に
丸円を書き、規格を書きます。 それぞれの丸円のそばに
35V2200μF 35V3300μF と書き、マイナス端子の向きの位置に
目印の印を書き込みます。
(■各コンデンサのマイナスの向きは絶対に、基板に印されていますが
  用紙に記録しておく方がベストです。)

■電源部のコンデンサでもって、極性を逆に取り付けると
通電した時にトランジスタを壊して、修理不能になります。

■その様に、コンデンサの位置を用紙に記録して行くと
用紙には、コンデンサを示す丸の円が、基板の上ある電解コンデンサーと
同じように、丸が多く描かれている様になります。

それでもって、コンデンサを基板から外した後にも
この位置には、この規格のコンデンサとマイナスの向を知ることが
出来て、間違いのない交換が出来るようになります。

なので、本体から基板を外した後、第一番目にすることは
電解コンデンサの配置図を用紙に記録することです。
これは絶対に必要な作業になります。
-------------------------------------

3) コンデンサーの通販について

コンデンサの通販を調べれば、いろいろな通販が
あると思いますが個人的には次の2つを利用しています。

①共立電子 共立エレショップ
②せんごくネット通販

※秋月電子通商 などもあるようです。まだ利用したことは
ありませんが。

-------------------------
■電解コンデンサー交換においては、
「電子回路の本」なるものを買って、勉強してからと
考える人もいるかもしれませんが、
特には、本を買う必要もありません。

なぜなら、交換する電解コンデンサの種類と規格は
目の前の基板を見て、知ることが出来るからです。

目の前のコンデンサと同じものを注文すれば良い
のですから特に本は必要ありません。

コンデンサの種類や効果、特徴などは、おいおいネットから
知ることが出来ると思います。
-------------------------------

次回の投稿は、電解コンデンサの種類を少し
書くかもしれません。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月11日 (日) 17時48分

 電解コンデンサー交換についての ■11番目

※電解コンデンサ交換での準備する物 の中に
 忘れ物があったので追加をします。
 コンデンサの規格 耐圧ボルト と容量 を
 調べる為に使う道具で重要なものです。

①「車 検査鏡」で検索すると出てくる
伸縮棒の先に、小さな鏡が付いていて、その鏡が
自在に曲げられるもの。

※必要な理由は
部品の奥にコンデンサがある場合、また、コンデンサが
密集していて、裏側などから規格表示を見なければ
ならない時に使います。

②拡大鏡=虫メガネ 拡大率の大きいもの
コンデンサに書かれている規格数値の中には
小さな文字で書かれている場合があるので
拡大鏡で確認します。

③小型の懐中電灯
コンデンサが密集していたり、隅の角に
コンデンサがある場合、規格表示が暗くて
確認できない場合があります。

その場合、懐中電灯で照らすと数値が確認し易くなります。

※一見、電解コンデンサー交換に必要のない物に感じますが
やはり絶対に必要な道具になります。

①の検査鏡などは、ダイソーの100円ショップでもっても
売っています。 100円+消費税だと思います。

 以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月12日 (月) 22時19分

■電解コンデンサー交換についての投稿を続ける前に
ボーズの SSS-1MC の良い面というか、AUXを使った
アンプとしての性能も凄いことを知りました。

CDを聴く場合、SSS-1MC本体にはCDプレーヤーが
付いているので当然に本体のCDプレーヤーを使いますが、
AUXに他のCDプレーヤーの出力をつないで聴きました。

すると、SSS-1MCの本体のCDプレーヤーで聴いた時と
同じにように素晴らしい音でした。
SSS-1MCのAUXを使ってのアンプ性能にも
凄い能力があることを認識しました。

※最初の投稿に書いたように、
このSSS-1MCの電解コンデンサは全て交換しての
感想としています。 すでに20年を超え始める
SSS-1MC、いくらコンデンサでも20年を超えてからの
性能(蓄電池としての性能維持)は限界が迫っていると
思いますので。

◆話をSSS-1MCのAUXに戻します。
本体のCDプレーヤーでもってCDを聴くと
一枚の再生でも本体はかなり発熱をします。
ともすれば心配になるほどの発熱をします。

しかし、AUXに他のCDプレーヤーをつないでの
CD視聴では、SSS-1MCの本体の発熱はほとんど
感じませんでした。
※ただし、ボリューム位置は9時くらいですが。
そこからして、本体のCDプレーヤーを使ってのCD視聴も
楽しみですが、たまにはAUXにつないでの使用形態も
勧めます。
AUX端子の使用から、SSS-1MCのアンプ性能の凄さを
改めて知りました。

以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月13日 (火) 13時28分

 電解コンデンサー交換についての ■13番目

今回の投稿からは、基板から電解コンデンサを
抜きる時の、要領を書いていきますが、
昔の製品の基板と2000年前後の製品の基板には
基板の作り方に大きな変化があり、
その基板の違いによって、交換の手出しがかなり
難しいものもあります。

なので、最初に手出しが出来る基板から書いていきます。

その為に、少しネットで基板の種類の知識を調べました。

それによると、現在、基板には3種類くらいあると知りました。
※基板に使う材料種類は別です。

基板を作る構造的種類としては
①片面基板
②両面基板
③多層基板

などがあるらしいです。

①の片面基板などは、1980年代や1990年前半などの
少し古い年代の機器によく使われていると思います。

基板の表面だけに部品が装着されていて、
裏面には銅箔の配線パターンとハンダ面(ハンダ個所)
だけが見えるものです。

②の両面基板は
2000年頃から基板に、部品の高密度集積が行われている
機器によく使われています。

※たとえば、表面には電解コンデンサや抵抗、トランジスタ、
ヒートシンク、コンデンサ、ジャンパー線、IC
LSI などが密集をして、裏面にも IC や LSI が装着され
さらに小型のブロックコンデンサ チップ抵抗などが
装着されています。
◆銅箔の配線パターンは裏面だけですが、
部品の高密度化でもって、その銅箔の配線パターンの線幅は、
極端な場合、1ミリの4分の一、0.25ミリくらいの極細に
なります。
◆なので、一番交換作業がし易いのが①番の片面基板
次に難しいのが、この②番の両面基板になります。
◆交換には絶対的に、長さは10センチくらい、
先が極端に、鋭利に尖ったピンセットを使います。

◆②番の両面基板の使用箇所でもって
全てではないですが、よく使われる個所としては
CDプレーヤー、あるいはCDレコーダーにおいての
ドライブ部分の下側に配置されている基板には
この両面基板が使われている事が多いです。
※その場合の電解コンデンサの種類としては
「表面実装」と呼ばれる電解コンデンサです。


■③の多層基板は、高性能をうたった機種に使われる
ことが多いと思います。

※この基板での電解コンデンサの交換はまだ、3回。
一回は作業方法が分からずに諦めた経験が。

※成功した2回での機種は
パイオニアのCDレコーダー PDR-WD7
マランツのCDプレーヤー CD6003

◆基板の層が多層になっているので、
裏面にあるハンダ面のハンダが基板の部品穴の奥深くまで
溶け込んでいます。
※そのハンダも、もしかすると種類が違うのかもですが、
40Wの半田ごてでも、ハンダを溶かして電解コンデンサの足を
基板から抜くのは最悪なほどに困難でした。
◆とにかく、穴の奥深くに入り込んでいるハンダ、
そして溶けにくいハンダでもって、一本を抜くのに
十分以上、場合寄ってはそれ以上の時間が掛かりました。
◆さらに最悪なのが、抜き取った後、交換する
電解コンデンサの足を、その穴に差し込もうとした場合、
穴に残っている少しのハンダにより、足を熱くして
少しづつ差し込みますが、なかなか差し込まれないので
足は、グニャグニャに曲がる場合があり、
その交換での難しさにより一時は、交換を諦めました。

◆しかし、直したい気持ちが勝ったので
数か月後に再トライをして、新しい交換方法を見つけました。

◆それは、表側から交換する方法です。
なので裏面のハンダ面(ハンダ個所)はそのままにしておきます。
その方法はいずれ後の方に投稿をします。

機器の基板において、全てに③の多層基板は使われていません。
複数枚ある内の一枚くらいかもです。

パイオニアの、そのPDR-WD7において基板は
3枚使用されていました。
①電源基板 片面基板
②アナログ + コントロール基板かもも、片面基板
問題は③ デジタル基板 多層基板
◆この基板の裏面には、銅箔の配線パターンの上に
何らかの印刷か、塗布がされていて
銅箔の配線パターンが隠されるので見えません。
見えるのはハンダ面だけです。

マランツのCDプレーヤー CD6003 にも
この多層基板が一枚使用されていました。

①電源基板 片面基板
②アナログ基板 片面基板
③デジタル基板 多層基板
◆この多層基板では、裏面に少し配線パターンらしきものが
見えますが、多くの配線パターンは上面塗装により
見えません。
◆が、しかし、マランツの多層基板のハンダ面のハンダは
溶けやすかったので、裏面から電解コンデンサの足を
抜いた個所もありますが、用心をして表側から
電解コンデンサを交換しました。

◆◆その様に、最近の高性能化をうたった製品には
両面基板と多層基板が使用されている製品が
多いと思います。

それだけに、電解コンデンサの交換には根気と慎重さ、
さらにはストレスの開放方法、イライラの解消方法も
自分なりにも見つける必要があります。

以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月13日 (火) 14時42分

 電解コンデンサー交換についての ■14番目

しばらく投稿をしませんでしたが
また続きを投稿したいと思います。

その前に、パイオニアのCDプレーヤー
PD-N902 の二台目ジャンク品を手に入れて
電解コンデンサの交換をしたので
その時の様子を投稿したいと思います。

交換をした部分は、電源基板、縦の基板、
それとCDドライブの下の基板の3か所です。

今回の交換で、改めて思ったのが数点あります。

この機種は2回目の交換なので
CDドライブしたの電解コンデンサも普通タイプなので
慣れも手伝って、少し軽く考え、基板裏のハンダ面が
比較的広い個所の足は、半田ごてで、ハンダ面を熱しながら
少し強引に表側に抜くという普通タイプの
コンデンサの抜き方をしました。

★すると、一か所、抜ける足部分が基板裏の
銅箔配線パターンの銅箔部分を表側に、引きずり込み、
交換するコンデンサの足を基板に差し込んでも
ハンダを溶着するハンダ面が無くなりました。

冷汗です。・・・、 こんな時は、ジャンパー線でもって
無くなった銅箔配線パターンを補います。
今回は、差し込んだ足の先を切れた銅箔配線部分まで伸ばし、
ジャンパー線の役目をさせて、ジャンパー線での接続は
成功しました。

★なので、次のコンデンサの足抜きは用心をして
表側からと裏側からの作業を並行して
電解コンデンサを基板から抜きました。

★★その要領を書きます。
※この方法は、表面実装という電解コンデンサの
交換の時も使う方法です。

※表面実装のコンデンサにも、普通タイプのコンデンサにも
足側部分には胴体の筒が少し、クビレて凹んだ部分があります。

その部分にニッパを当てて、パチンと思い切って切ります。
なのでニッパは切り味の良いものがよいです。

◆その様にして切った
コンデンサの中には、中の電解液がまだ
残っている場合には、ニッパの先が濡れます。

その液は、強い酸性なので、放置すると
ニッパの刃先を傷めるし、手先に付くと
皮膚によくないので、よく拭き取ります。
仮に、基板にも付着した場合には、
中性洗剤を染み込ませた布なのでよく拭き取ります。
※基板上の他の部品を壊す為に、しっかりと拭き取ります。

◆その様にしてコンデンサの下部分を切り取った後の
基板には、当然に、切り取った後の残りカスがあります。

その残りカスをニッパや
ピンセットを使い、取り除きますが、
★表面実装タイプ、普通タイプのコンデンサでも・・
足の処理の違いにより、ニッパで取り除く方法が
違います。

ニッパでの取り除き方を変えないと
やはり、基板裏の銅箔配線パターンを断線させます。

①表面実装の残りカスの取り除き方は別の日に
投稿します。

◆②普通タイプのコンデンサの足の処理も
2つのタイプがあります。

1) 胴体から真っすぐに伸びたまま、基板に差し込まれている
足の場合、特に注意が必要です。
★コンデンサと基板が密着をしていて
コンデンサと基板の間に隙間が無いのが特徴です。

★この方法は、比較的、容量の小さなコンデンサ交換に
使う方法です。
たとえば、25V2200μF・・などの比較的大きな
コンデンサ交換では、ハンダの吸い取り線を使い
ある程度、強引に抜き取る方法を使いますが。

★表側でもって、基板と残りカスの部分に
ニッパの刃を入れて切ると、場合によっては
足の残り部分を強引に、表側に抜き取る感じになるので
裏の銅箔配線パターンを表側に、引き込む感じになり
銅箔配線パターンを無くす事にもなる場合があります。

◆なので、小さな残りカスですが、
ニッパでもって、そのカスを上から見ての、半分に切ります。
丸い円を半割りにする要領で、半分に切ります。

そして、ピンセットなどを使い、
残りカスを取り除くと、カエルのおたまじゃくし・・・の
様に、基板に残っている足の先に膨らんだ部分があります。

◆その膨らんだ部分があると
足の残りが裏側に抜き取れないので
ニッパでもって、なるべく、基板に近い部分でもって
膨らんだ部分を取り除きます。

※◆しかし、この時に、ニッパの刃先部分の周りにある
小さな部品、たとえば小さな抵抗などを切らない様に
最大限注意をします。

※今までに、最大限注意をしていても、2回ほど
ニッパの刃先周りにあった小さな抵抗を切ったことがあります。
ほんとうに冷汗でした。

◆その様にして、残りカスを取り除くと、
基板の表側、コンデンサが付いていた部分を見ると
かすかに、2個の穴に、足の残りが見えます。

◆その状態になったら
次には、基板を裏返しにして
いよいよ、半田ごてや 単線の電線を使い、
ハンダ面に残っている足の残りを
ピンセットを使い、裏側に抜き取ります。

★その方法にも要領があります。
ハンダ面に残っている足の残りは、
それぞれが反対方向に向いて、少し曲げられています。

一つの足を例にとれば、穴から伸びている先端に
ピンセットの先ではさみ、ハンダ面が半田ごてでもって
ハンダが溶けた時に足のカスを抜き取る形になります。

★もう一つの足のカスの向きは、反対に伸びているので
基板を180度、回転させて、向きを反対にして、
また同じように、足が伸びている方向の先端部分を
ピンセットを使い、抜き取ります。

★ハンダ面のハンダの盛りが多い場合には、先に
単線の電線でもって、ハンダをある程度、吸い取れば
作業が楽です。

★★2つある足の残りを抜く場合、1個を抜き取った後、
180度、回転させずに、抜き取り作業をすると
大変に難しいですし、抜き取りに失敗する可能性があります。
※基板を180度、回転させないとピンセットで
足の残りをうまく挟めない為です。

◆その様にして、足の残りを抜き取った後、余ったハンダが
穴を塞ぐ場合があります。
その様な時は必ず、単線の電線でハンダを吸い取り
穴が開いている状態にしておきます。

その様にしないと、新しいコンデンサの足を差し込む場合に、
銅箔の配線パターンを断線させるからです。
----------------------------------

★次には、②コンデンサの足が、少し折り曲げられている
タイプの交換方法です。

このタイプでは、①の足が直のものより作業は簡単です。

やはり、基板の表面から、基板と コンデンサの間に
ニッパの刃先を差し込み、
なるべく、基板よりから足を切ります。

★その様にして足を切った後は、
①での方法でもって、裏側から、足の残りカスを
基板から抜き取ります。
-------------------------------

■2つのタイプのコンデンサ抜き取りに共通した注意点として

コンデンサの足を同時に、2つ共にニッパで切り取れる場合は
ベストですが、コンデンサや 他の部品が密集していて
片方の足しか切り取り出来ない場合があります。

その場合には極力、裏側を見て、ハンダ面にある銅箔パターンの
面積が小さい方の足を切ります。

※足は、片方を切れば、残りの足のカスは
意外に、注意をすれば、ある程度、ハンダ面を熱くして
表側からコンデン本体を抜き取ることが可能です。

その場合、単調に、一方向に引っ張るのではなくて、
抜き取りやすい方向に、クネクネと少し回転させる感じでもって
抜く様にすれば、意外に抜けるものです。
※これもある程度、経験が進むと楽に抜けます。
----------------------------

■表面実装の取り外しについては、次回に投稿予定です。
※ネットにも少し、取り外し方のタイプの色々が
投稿されていましたが。

-------------------------

■この様にして、交換するコンデンサを基板から
外すことが出来れば、コンデンサ交換も
半分くらいは終わった様なものです。

 今回は以上です。
  

投稿: 音への探求者 | 2018年11月22日 (木) 19時05分

 電解コンデンサー交換についての ■15番目

※今回は、余談的な投稿です。
前回、 交換についての ■14番目に投稿した
パイオニアのCDプレーヤー PD-N902 について少し
書きたいと思います。

オークションには、次の様な説明がついていました。

電源は入るけれども、直ぐに電源は落ちます。
チューナーは機能しません。

経験上から、この機種も2000年ごろの機種なので、
当然に電解コンデンサの劣化=容量抜けにより
誤作動をしていると判断しました。

★電源が直ぐに落ちる現象の原因は、
全てではないですが、2回ほど経験をしました。

最初の原因は、ラジカセでのものでしたが、
その経験が今回、活かされました。

ラジカセも電解コンデンサのほとんどを交換しました。
最初は順調。 しばらく使うと、
電源を入れても直ぐに、電源が落ちました。

当然にバラして原因を探りましたが分かりません。

ある時、フロントパネルを外して、本体だけで電源を入れると
電源は落ちませんでした。

そこで原因はフロントパネルにあると思い、調べました。
どの機種でも、フロントパネルに使われているコンデンサの数は
数個です。 2個、3個、4個、多くても5,6個。

リモコンの受光器にも電解コンデンサが使われています。
普通、10V~16Vの47μF

その容量を間違えて、47μF のところ 10μF にしていました。
なので、容量不足による誤作動の状態になったのだと思います。

正規の47μファラッドに戻すと
電源は落ちなくなりました。

★この現象での故障は、推測ですが、
プロロジック? というリモコンでON-OFF が出来る機種、
リモコンでなくても、電源SWの押し込みが凄く浅いもの。
常時、待機電力が流れている機種の中での故障なのではと
考えています。

★アンプなどの大きな機種での電源落ちは、さらに別の
原因があるかもですが。

■ともかく、今回の PD-N902 の直ぐに電源が落ちるという
原因がフロントパネル内の電解コンデンサの劣化と考えたので
まずは、フロントパネル内の電解コンデンサを交換しました。

予測は正解でした。

コンデンサを交換すると、
電源は落ちなくなりました。

※余談として 表示は、蛍光管タイプなので
寿命なのか、暗い感じです。 それは仕方がないと
諦めています。

★電源落ちが直り、CDをセットしてみました。
トレイの開閉は順調でした。

セットして、CDを読み込ますと
CDは回転をして、読み込もうとしますが、
回転は途中で止まり、読み込みを中止します。

そこまでの症状を見れば、電解コンデンサの容量抜けが
かなり進行していると分かるので、
今、手元にあるコンデンサだけを使い交換をして
みました。

★すると、表示の薄暗いのは別にして
CDの読み込みは早く、音飛びもなく、
この機種の良い、元気で明るい音を上手に再生しました。

残りの交換は、電源部の6個くらいです。
--------------------------

★これも余談です。

オークションや ハードオフで手に入れたとして、
手元に届き、電源を入れても、動作・・、あるいは音が・・
少し変、悪い・・・などの根本的解決は
電解コンデンサの交換しかありませんが、
★オークションや ハードオフでは、長い間
電源が入れられていない為に、
コンデンサの中の電気が放電されて、
電気が無くなっている場合があります。

なので、手に入れた後、しばらく電源を入れて
数時間なり、放置をしておくと良いと思います。

バッテリーと同じなので
完全な放電で、蓄電が出来ない場合もありますが、
蓄電できる場合には、一時的に機能が少し回復されて
短い期間ですが、楽しめる場合があると思います。
--------------------------

 余談の話は以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月22日 (木) 20時39分

 電解コンデンサー交換についての ■16番目

※次の投稿番号の中での
文章の表現方法についての修正を思い付いたので
今回、投稿をします。

++++++++++
 
電解コンデンサー交換についての ■14番目
------------------------
◆②普通タイプのコンデンサの足の処理も
2つのタイプがあります。

-------------------------
◆なので、小さな残りカスですが、
ニッパでもって、そのカスを上から見ての、半分に切ります。
丸い円を半割りにする要領で、半分に切ります。

そして、ピンセットなどを使い、
残りカスを取り除くと、★カエルのおたまじゃくし・・・の
様に、基板に残っている足の先に★膨らんだ部分があります。

◆その膨らんだ部分があると
足の残りが裏側に抜き取れないので
ニッパでもって、なるべく、基板に近い部分でもって
膨らんだ部分を取り除きます。
-----------------------++++

上の文章の中において、

★カエルのおたまじゃくし・・・
★膨らんだ部分があります。

の部分の表現方法を修正します。

★★カエルのおたまじゃくし・・・
この表現はあまり適切でないと気がつきました。

次の表現が適切と思いました。

春先に出る、植物の 「つくし」が良いと思いました。

「つくし」は、地面から伸びていて、その先端の頭は
茎よりも太く膨らんでいます。

投稿 14番目での
コンデンサをニッパで、プツッと切り取り・・・。
をして残りカスを取り除くと
ちょうど、春先に出る 「つくし」の形に
そっくりです。

★なので、カエルよりも、「つくし」の方が
的確な表現と思いました。

そして、「つくし」と表現したならば
説明も分りやすいです。

基板に残ったコンデンサの足の部分=つくしの形の足
を、「つくし」を摘むように、
「つくし」の根本にニッパを当てて切ります。
--------------------------
その様に表現方法を修正したいと思います。

■再度、注意点としては、基板の表側でニッパの
刃先を使うので、刃先の周辺に他の部品=小さな抵抗などが
ある場合には、それらの部品を切らないように
最大限の注意が必要です。

------------------------

■ 電線の単線を、ハンダの吸い取り線として使う
場合の補足説明をします。

① 電線の長さは、30センチでもよいし、
50センチでも良いです。
自分が使いやすい長さにします。

② 先端から、30ミリから 40ミリくらい
被覆を取り除きます。

③ 出てきた芯線を、ねじります。
軽いねじりで良いです。 軽いねじりの方が
ハンダを良く吸い取ります。

④ ハンダを吸い取らす前に、
ペースト缶に、半田ごての先を入れ、
ペーストを少し溶かします。

その溶けた中に、吸い取り線(電線)を入れ、
電線にタップリ、ペーストを染み込ませます。

タップリ、ペーストを染み込ませることにより、
ハンダを大量に、または順調に
取り除くハンダを良く吸い取ります。

⑤ その様に前処理をした電線を
基板の、ハンダを吸い取らす部分に当て、
その上に半田ごての先端を当てると
取り除くハンダが電線に吸い取られて行きます。

★ 基板から見ると、基板の上に電線を当てる。
その電線の上に半田ごてを当てる感じになります。

※半田ごての熱を、電線に伝え、その電線の熱が
基板に残るハンダを熱くして、電線にハンダを吸い取らす
感じです。

----------------------
※半田はヒートコントローラを使い
極端に先端が熱くなり過ぎないように
コントロールする事が大切です。

そして、ペーストの燃えカスの黒いススは
ひんぱんに掃除をして、取り除いておくことが大切です。

------------------------
 今回は以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月25日 (日) 15時22分

 電解コンデンサー交換についての ■17番目

※電解コンデンサー交換についての ■16番目での
電線を利用しての、吸い取り線についての追加説明です。

■ 16番には、この様に書いています。
---------------------------------
② 先端から、30ミリから 40ミリくらい
被覆を取り除きます。
-------------------------
なぜ、30ミリから 40ミリくらいの長さに
芯線を出すのか?

それは、「ハンダ吸い取り作業」の効率化をする為です。

30ミリや 40ミリあれば、ハンダの吸い取り量にも
よりますが、7回くらいの吸い取りを行うことが出来ます。

10ミリや 20ミリくらいの被覆はがしでは
2、3回のハンダ吸い取りで、
また被覆はがしを行うようになります。
それでは、吸い取り作業の効率が悪い為に、
被覆を長めにはがすのです。

★吸い取り量にもよりますが、一回目の吸い取りの後、
続けて吸い取る事もあります。
慣れれば、吸い取りが悪くなって、ハンダを吸い取った
部分をニッパで切り落とす前に、3回くらいは
そのまま吸い取り作業が出来ます。

吸い取る、その都度に、ペーストはタップリと
電線に付けます。
ハンダを吸い取りやすくする為です。

★大き目のコンデンサのハンダを吸い取る場合、
電線がハンダを吸い始めたら、半田ごてを先端から
後方に、すべらし、電線の先端だけの過熱ではなくて
先端と少し後方を数回前後さすと、
ハンダは面白いようにドンドン吸い取られて行きます。
--------------------------
※追加説明は以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月25日 (日) 18時02分

 電解コンデンサー交換についての ■18番目

投稿の回数も18回目ともなると
前の投稿に、何を投稿したのかを忘れがちになります。

★今回の18番目の投稿では、
そろそろ具体的に、コンデンサを交換していく時の
様子というか・・、要領を少しづつ書いて行きます。

投稿の最初の方から読んでいくと、
①ドライバでのネジの取り扱い方でもって、
ネジを取り扱います。

★使い過ぎたドライバの先は、ヘタリ、ネジの
ドライバかみあい溝とのガタにより
ネジの頭のかみあい溝=ほとんどのネジが
プラス十字溝です。

使い過ぎたドライバは、ネジのプラス十字溝を傷めて
ネジの締め付けも、取り外しにも
違和感が出やすいので、ドライバを少し使い過ぎて
ドライバの先端に少しヘタリがあると感じたら
新しいドライバを買うべきです。

★100円ショップのダイソーでも100円で売っています。
最近のコンデンサ交換には絶対に必要な
先端が凄く鋭利のピンセットも必要ですし、
ダイソーで買うことが出来るので。
---------------------------

②最初の方の投稿に書いていますが
最初は、ハードオフなどでジャンク品を買い、
電解コンデンサを基板から取り外す練習をしても
よいかもです。

★その場合、高級機を狙わない事です。
高級機の回路基板は複雑だし、基板枚数も多いので
途中で諦めることになるかもしれません。

なので、普及機でもって、正規の販売価格が余り
高くないものを狙います。
そうすれば、基板の回路も簡単なので
コンデンサ交換の練習に適していると思います。

★③機器を分解する時には必ず、ソケット類があると
思うので、自分だけに分かる「合いマーク」を付けます。
その様にしないと組み立てる時に、分からなくなります。

★④分解をして、基板を取り出したら最初に、
必ずA4用紙などに、電解コンデンサの配置図と
コンデンサそれぞれにある規格=ボルト数や
蓄電容量の数値を書き込みます。
■この作業を怠ると、コンデンサの交換作業は絶対に
失敗をします。

★⑤基板裏の銅箔配線パタ゜ーンを傷つけずに
コンデンサを取り除ければ、交換は半分、成功したような
ものです。

★★⑥交換するコンデンサの数は、2、3個づつにします。
一度に、基板全部にあるコンデンサを取り除くと
かえって交換はしずらくなると思います。

■その様に交換を始めますが、
最初、コンデンサの規格は、基板に付いていたものと
同じ規格数が良いと思います。

★規格での耐圧ボルト数において、例えば
10V のところを16V や25V
にしても問題はありませんが、
コンデンサが密集している場所においては、
正規の規格数より大きいコンデンサを使うと
大きさが邪魔をして、新しいコンデンサを
取り付けられない場合があるので注意です。

大きさの例えでは、
25V220μファラッドと 35V220μファラッドや
50V220μファラッドでの、直径の大きさが違い、
大きくなりますので、新しいコンデンサの大きさには
注意が必要です。

★⑦では実際に、新しいコンデンサを
基板に取り付けますが、
コンデンサの足がストレートで差し込まれていたものは
そのまま、ストレートの足で基板の穴に差し込みます。

■そして、ハンダを持つ左手、半田ごてを持つ
右手を自由に使う為に、エアコン配管用のパテを
少量使います。 ※パテが新しい時には、やたら
粘着性が良いのでベタベタして少し使いずらいですが
少し汚れてくると、パテも使いやすくなります。

そのパテでもって、基板とコンデンサを密着させます。
パテでコンデンサは基板にある程度、固定されるので
基板をひっくり返して、裏からコンデンサの足を
半田ごてでもって溶着する事が楽になります。

■エアコン配管用パテはその様にして使いますが、
基板裏の足を半田ごてでもって溶着して、
余分な残り部分を切り取りますが、
その後、表側にある、一時的にコンデンサを基板に
固定さす為に使っているパテを★忘れないように
取り除きます。

※その様に思っていても、取り忘れることがあります。
----------------------------------

■交換する新しいコンデンサの規格について少し書きます。

①耐圧ボルトについて
例えば、耐圧6.3Vのものを、耐圧10Vや 16Vに
することは問題ありません。
耐圧が25Vのものに、耐圧を下げて16Vとするのは
問題があります。

正規の数値よりも上の耐圧であれば問題ないですが、
耐圧数値を上げると、コンデンサの直径が太くなる場合が
あります。
その様に直径が太くなると
周りの部品によっては、干渉が発生して
取り付けられない場合があるので注意です。
----------------------------

■今度は、蓄電の容量についてです。

蓄電容量の表示= μファラッド です。

例えば、25V100μファラッド とか
16V470μファラッド か書かれています。

容量については、手持ちのコンデンサが無くて
ひと数字が一つ下のものを一時的に使うのは可能ですが
正規のものを購入した後には交換をするべきです。

16V47μファラッド が無いので
16V33μファラッドを一時的に使うのは可能ですが
一時的が良いと思います。

今度は、容量のUP についてです。
コンデンサの交換に慣れてくると
コンデンサの容量を増やしたくなる場合があります。

16V100μファラッドのものを 16V220μファラッドや
25V220μファラッド にしたくなる場合がありますが、
その様に使うのは可能です。

★耐圧をUPするメリットなどは、ネットで検索すると
出てきますので参考にして下さい。

★最近、知ったのですが、
ブログなどを見ると、電源部の大型コンデンサの容量を
UPしましたとの記事を見ると事があります。

電源部での、大型コンデンサの容量UPの経験は少ないですが
ワンサイズほど容量をUPすると低音の厚みが増す様な
感じを受けた経験があります。

その様に・・・経験がありますが、
最近知った記事によれば、
やたら容量をUPすると、トランジェトが悪くなると
書かれていました。

■トランジェト・・調べると、応答性とか・・、
即応性とかの意味らしいです。

トランジェトが悪くなる・・・つまり、低音での
音の出だしに瞬発力が弱くなるし、音出しの応答性が
悪くなるという意味だと思います。

ので、これからの電解コンデンサの交換にはなるべく
正規の規格を使おうと思ったところです。
-------------------------

■余談ですが、その記事には、トランスの良し悪しも
書かれていました。
一番良いのは、EIトランス
二番目は、トロイダルトランス
最悪は、R型トランス ※リング型をしたトランスです。

らしいです。
それらのトランスがどの様に書かれていたかは
別の時でも投稿をします。
-------------------------------

■新しく交換するコンデンサの足の加工について書きます。

基板に付いているコンデンサの足を良く見ると
少しカクカクと折り曲げられています。

その理由を考えると、基板裏の配線パターンを
断線させない為と分かります。

★基板裏の、銅箔配線パターンの剥離(はくり)は、
基板裏から表側に向けての力の加わりには強いですが、
基板の表側から裏側へ向けての力には断然弱く、
仮に、コンデンサの足に折り曲げの加工が無い場合、
銅箔の配線パターンに溶着された足を、基板裏向かって
少しでも押すと、銅箔の配線パターンは基板から
凄く簡単に離れてしまい、コンデンサ自体はグラグラする
状態になり、場合によっては、配線パターンは
断線をします。

★コンデンサの足の折り曲げは、その様な配線パターンの
断線を防ぐ為に、折り曲げ加工をされていると分かれます。
--------------------------

■なので、折り曲げがある場所のコンデンサには、
同じ様に足の折り曲げ加工をします。

※慣れると、今は指のツメも利用して、折り曲げ量を
作っていますが、最初は目測か、一円玉の厚みは
1ミリです。
その厚みを目安にして最初の曲げを作ると
良いかもしれません。

①コンデンサから出ている足に、1円玉を添えます。
②足に1円玉を添えたまま、コンデンサの胴体と
直角になるまで折り曲げる。
③反対側のもう一本の足も、同じように折り曲げる。

④すると、コンデンサの胴体から見れば
コンデンサの底から水平に2本が伸びています。

⑤★今度は、胴体と同じに、垂直方向に
足を折り曲げます。

⑥その、垂直方向への折り曲げ量は、
だいたい、胴体の直径と同じ幅になる様に
二本の足を折り曲げます。

⑦★その様にして折り曲げた足は、
基板に差しても、折り曲げがストッパーになり、
基板裏の配線パターンを断線させなくなります。

なので、安心をして裏から配線パターンに半田ごてで
溶着できます。
--------------------------

■新しいコンデンサの足を基板に差し込む場合、
極性のプラス、マイナスを絶対に間違わないようにします。

■また、全てのコンデンサを交換した後、2回でも
3回でも、最初に書き写したコンデンサの配置図での
マイナス端子の位置との向きを照らし合わせします。

慣れていても、数回の機器の修理でもって、2、3回は
間違いが、その照らし合わせで助かります。

極性を間違っていれば、そのコンデンサだけ、
抜き取り、正しい極性に修正して取り付けます。
--------------------------

■今回の説明は、片面基板での交換方法です。
別の機会には、両面基板での交換方法を投稿します。
 
 今回は以上です
 

投稿: 音への探求者 | 2018年11月28日 (水) 19時54分

 電解コンデンサー交換についての ■19番目

電解コンデンサ交換についての
投稿を続けて行くつもりですが、
また、面白いものをオークションで
ゲットしました。

東芝のブルーレイプレーヤーを1000円で
ゲットです。
中身を調べると、電源基板とメイン基板、
そしてドライフ基板は共に、両面基板ですが
意外に電解コンデンサの交換は楽勝で
交換可能に見えました。

なので、かなり先になると思いますが
このブルーレイプレーヤーでの、
電解コンデンサの交換によって
ジャンクの状態がどこまで機能回復なのかを
投稿したいと思います。

★出品での説明では、
①DVDは再生可能です。
②ブルーレイは再生不可能です。
 というものでした。

届き、調べると、確かに説明の通りでした。
製造年は2010年式
8年前に製造されたものです。

調べると、8年前のものでもすでに
コンデンサの容量抜けが発生しているようです。

★最初は、DVDも再生していました。
DVD 3枚くらい再生しました。

しばらくおいて、4枚目を再生すると
ジャンクの状態が発生しました。

映像消えと音飛びが周期的に発生しました。
DVDの盤が悪いのかと思い、
他の盤に変えて再生しても
ジャンクの症状は同じでした。

それにより、原因は電解コンデンサ容量抜けと
分かりました。

製品に使われているコンデンサの耐圧と容量の
規格は調べました。

後は、コンデンサの注文ですが

この一台の為に注文をすると
送料と手数料が損をするので
数台のコンデンサの数を調べての注文に
なるので、修理は先になります。

電解コンデンサの交換後の機能回復については
このブログ投稿したいと思います。
----------------------------

■ 電解コンデンサの交換で準備でもって
道具の追加を思い出したので書きます。

① 磁石付きのお皿
ダイソーでも売っています。 100円です。
部品を外した後のネジをなくさないので便利です。

お皿の裏に強力な磁石が付いているので
入れたネジは簡単にはお皿からこぼれません。

②これは、先端に小さな磁石が付いた伸縮棒
これもダイソーに売っています。
ドライバでネジを解いても、本体や、ドライブ部分から
ネジが抜けない時に、この棒を使うと
ネジが簡単に取れます。
--------------------------

書き順は前後しますが、
この東芝のブルーレイプレーヤーにも
表面実装という電解コンデンサが使われていました。

今のCDプレーヤーや、他のプレーヤーやレコーダーにも
表面実装という電解コンデンサは絶対に使われていると
考えていた方がよさそうです。
--------------------------

■半田ごてでの、溶着で要領を少し書きます。

ハンダでの溶着を見ると、次の物と状態が
微妙な連帯によって、ハンダでの溶着作業が
行われることが分かります。

①左手にハンダ
②右手に半田ごて
③基板裏の銅箔の配線パターン
④配線パターンの穴から出たコンデンサの足

そして、半田ごての熱を効率よく
ハンダとコンデンサの足、そして銅箔の配線パターンに
伝えることによって、ハンダでの溶着作業が
行われます。

★なので、半田ごての先端は、配線パターンから
出ているコンデンサの足の根元に、
1、2、3、と数える位の秒数ほど付けておきます。

そうすることにより、配線パターンとコンデンサの足は
ハンダが溶ける温度に達するので、
その時にハンダを半田ごての先端に付けると
すぐにハンダは、足を配線パターンに溶着できます。

★間違いの方法は、
配線パターンから出ている足に、
半田ごてよりも先に付けておき、
その後から半田ごてを近づけて行く・・・というのは
間違った方法です。

■最近は、ハンダでの溶着を確実に
する為に、次の様にしています。

ペーストは2回ほど付けます。
① 一回目は、細い棒でもって、
コンデンサの足を基板の穴に、差し込む前に
差し込んだ後、ハンダで溶着する部分に
前もって、雑でよいので塗っておきます。

の様に塗った足を基板の穴に差し込みます。
そして、前の投稿でも説明した様に
エアコン配管用のパテでもって、
コンデンサを、基板に密着と垂直に保持させます。

そして基板を裏返し、ハンダと半田ごてでもって
足を溶着させる前にも、ハンダの先を一度、
ペースト缶の中に差し込み、配線パターンと
コンデンサの足にハンダが溶着し易いようにしています。
--------------------------

 以上です。
 

投稿: 音への探求者 | 2018年12月 2日 (日) 18時47分

  電解コンデンサー交換についての ■20番目

 この直近ではブルーレイプレーヤーと再生ソフト側の
DVDソフトに興味が向いて、ブルーレイプレーヤーの修理や
メンテを少ししていました。

東芝のブルーレイプレーヤーについては
「電解コンデンサー交換についての ■19番目」に
少し書いています。
オークションページでゲットした後、しばらくは
DVDの再生に問題はなかったが、ジャンク品なので
当然に次の症状が出ました。

音声と映像が周期的に途切れるというものでした。

そこで、手持ちの範囲でのコンデンサ交換を行いました。
電源部とメイン基板のコンデンサ交換です。

すると、周期的に音声と映像が途切れる症状が直り、
問題なくDVDの再生はOKになりました。
ブルーレイの再生は不可能のままですが、残りの
コンデンサ交換をして様子をみるつもりです。

機器の不具合や故障の修理には、コンデンサ交換は有効で
あるというのを再確認しました。
-------------------------
 この直近ではブルーレイの修理やメンテを
していると書きましたが、CDプレーヤーもかなりメンテを
してい事を思い出しました。

■そこで、思い出したのが
機器の修理やメンタにおいて、★ケーブルや
コード類に関係するソケットの話が必要になると
感じましたので、この項に書きます。

★機器には多くの場合、ケーブル類やソケットが付随しています。
CDプレーヤー、CDレコーダー、DVDプレーヤーや
その他の機器でも、白いフラットコードが使われています。
また、単線を数本まとめてのフラットケーブルも使われています。

それらのコード類を基板に接続する為には絶対に
ソケットが使われていますが、そのソケットでの
ケーブルやコードが抜けにくくする為のロック形式の
種類が数種あります。

そのロック形式を知らないと、ケーブルやフラットケーブルを
傷めてしまい、その機器の修理が不可能になる場合があります。

なので、そのロック形式の種類を書きます。

★1 普通にただ差し込む形式のソケット

★2 蝶番(ちょうつがい)式のソケット ※ロックに支点があり
   その支点を中心にしてハネ上げてロックを外す形式のもの。
   ※ソケットをよく観察しないと、ハネ上げ式のロックなのかが
   分かりません。 ハネ上げてロックを外さないと
   ケーブルを外す力が凄く必要で、ロックを外さないで
   ケーブルををソケットから引き抜いた為に、外した時点で
   ケーブルをはすでに傷んでいます。

   そして問題は、ロックを外さないで抜いた為に、
   今度はフラットケーブルをソケットに差し込む場合にも
   ロックが掛かった状態で差し込むので、今度は絶対に
   ケーブルをはソケットに入りませんし、差し込もうとした
   時点でもって、ケーブルの先端の端子群は、
   ★フラットケーブルのベースフィルムから剥離して
   二度とフラットケーブルとして使えなくなっています。

   ★この、ちょっつがい式のロックは主に、
   CDプレーヤーなどでの、ピックアップと呼ばれる
   部分のソケットと、それを受ける基板側の
   それを部分にも使われている事が多いです。

★3 引上げ式のロック形式
   ソケットの差し込み口をよく見ると、引上げ式の
   ロック状態が分かりますので、指先のツメでもって
   出来たら両方の手のツメで同時にロックを引き上げて
   ロックを外します。
   ★引き上げる量は、微量で1ミリくらいですので
   微妙な力加減が必要です。

   ロックを強い力で引き上げるとロック機構が壊れて
   後で苦労をします。

   当然に、今度はフラットケーブルを差し込む場合には
   ロックを引き上げた状態でもってフラットケーブルをを
   ソケットに差し込みます。

   ★差し込む場合には、絶対にロックが上に引き上げられて
   いる事を確認する必要があります。

   ★この引上げ式のロックは、白いフラットケーブルや
   電力を伝える為の灰色のフラットケーブルの
   ソケットにも使われています。

★4 ごくまれですが、押し込んでロック状態を外す
   形式のものもあります。

   ★この形式のロックは主に、電力を伝えるケーブル
   などで使われています。
   バネが使われているので、押し込んでみて
   戻れば、押し込み式のロックです。

■ 白いフラットケーブルに使われているソケットの
  ロックには細心の注意が必要です。

  ★特に、2番のちょうつがい式のロックと
  3番の引上げ式ロックの取り扱いには特に
  細心の注意が必要です。

  雑に、抜き差しを行うと、ケーブルは直ぐに痛み
  二度と、ソケットに差し込めなくなります。

 今回は以上です。

投稿: 音への探求者 | 2019年1月10日 (木) 23時07分

  電解コンデンサー交換についての ■21 番目

 電解コンデンサ交換直後の機器の状態についてを
少し書きます。

電解コンデンサを交換した直後、アンプ類などは
電源を入れた直後から音が出ますが、
機械的な部分を持つ・CDプレーヤーや
CDチェンジャーなどでは、電源を入れた直後には
少しの間、数分間くらい?は誤動作をする場合が
あります。

交換した電解コンデンサ類に十分な電気が
行き渡らない為に、マイコンなどが誤動作を
する為です。

しばらく、電源を入れぱなしにしておくと
電力が各部品に行き渡るので誤動作は無くなります。
----------------------

この直近で、おもしろいものを手に入れました。

マランツのCDチェンジャーです。
5枚のCDをセットして5枚を連続して再生します。

今もそのCDチェンジャーでの音楽を聴きながら
これを書いています。

ジャンクでもってCDを読み込みません。
というものでした。

届き、テストをすると確かにエラーを表示します。
なのでレンズクリーナーを使いました。
すると、クリニングでの再生音を再生しました。

なので、CD-Rをセットしました。
数分間はCD-Rを認識して再生をしました。

しかししばらくすると、また、エラー表示になりました。

当然にケースを開けて、中を調べます。

★すると、CD-Rを認識しようとして回転はするのですが
最初は正常な右回転をしますが、次には逆回転になります。
それがエラーの原因です。

当然に、ピック部分にあるレーザー調整のVR抵抗を
回してみます。※この場合、最初の位置を記憶さす為に
合いマークを付けます。 この合いマークは絶対に必要です。

★そのVR抵抗を少し回すと、逆回転は無くなり
正常な回転になるのだけれども、音が出ません。

★次に考えられるのは電解コンデンサの劣化です。
このマランツのCDチェンジャーは2005年から
販売開始です。 それではすでに13年経過をしています。

まずは、手持ちのコンデンサがあったので
電源部のコンデンサ交換を試みました。

★結果は成功でした。
CD-Rを正常に認識して、音も出ました。

しかし、電解コンデンサ交換直後では、
最初に書いた様に、直ぐには電力が行き渡らない為に
数分間は誤動作をしました。

1 CD-Rを認識しない。
2 トレーが手は入りを繰り返す。
3 希望する番号のCDを再生しない。

などの症状が電源投入直後には発生しましたが
数分後には正常になりました。

★やはり、どの様な修理においても
電源投入をする時には、不安やドキドキ感が生じます。
そして、正常に機能にした時にはホットします。
その時の安ど感がいつもたまりません。
--------------------------
このマランツのCDチェンジャーでの電源部に使われている
電解コンデンサの数が少なくて助かりました。
適合する規格の手持ちが少なかった為に。

次の様な規格が使われていました。
1 25V 4700μF 無かったので35V 4700μFに交換 1本
2 35V 1000μF 無かったので 50V 1000μFに交換 1本
3 35V 470μF 無かったので、そのまま
4 10V 100μF  無かったので 16V 220μFに交換
         ※3本の内、2本は交換。
         残り1本はそのまま。
5 50V 22μF  同じ規格のものを交換 2本

その様に、1 2 4 5 の4種類の電解コンデンサの
交換でもって、正常に機能しました。

時期をみて、メイン基板の電解コンデンサも交換する予定です。
--------------------------
余談として
ちなみに、ピックアップ部分のレーザー調整のVR抵抗は
本体後ろのプレートを外すと、細いドライバでもって
調整が可能です。

最初は、ピックアップ部分を本体から外すべき?と
悩んでいましたが、ピックアップ部分は
トレーのせり出し機構と一体化だったので、大ごとになると
悩みましたが、本体後ろのプレートを外す方法を見つけた為に
大ごとにならずに調整が行えてホットしました。

CDチェンジャーも、なかなか面白いCDプレーヤーです。
CDチェンジャーと聞くと、音質が劣るのではと思いがちですが
意外にもそうではなくて、十分に音楽を楽しめる音質でした。

  以上です。

投稿: 音への探求者 | 2019年1月11日 (金) 00時07分

次回の投稿では
「表面実装」と呼ばれる電解コンデンサの
交換方法を書く予定です。

「表面実装」の電解コンデンサは
多くの機器に使われていて、表面実装の
交換方法を知ることは機器の修理とメンテにおいて
絶対に必要と思うので書くことにしました。

表面実装の交換は
考え方と見方によれば、普通タイプの
電解コンデンサ交換よりも簡単です。

普通タイプは基板裏の銅箔の配線パターンの損傷が
大きなリスクとなっていつも存在しますが
表面実装の交換では、その銅箔の配線パターンの
損傷のリスクが少ないです。

なので、少しのコツさえ覚えれば
普通タイプの電解コンデンサ交換よりも楽です。

次回の予告までとして
----------------

投稿: 音への探求者 | 2019年1月11日 (金) 00時29分

突然のメールお許し下さい。長年marantzのCM6200を愛用しておりましたが、最近、CDを再生させると、2分ほど曲が流れたあと、突然停止してしまう現象が出現しました。これは電源を一度落とすと、まだCD再生が可能になるのですが、2分ほど曲が流れたあと、また突然停止します。そこで、この状態で、停止ボタンを押して、再度再生させようとすると、ここのブログのマランツのCDチェンジャーの症状として書かれておりましたように、最初正回転しますが、その後逆回転して停止するというおなじような現象であると気付き、CDレーザー調整のVR抵抗を試みましたが、どのくらい動かしてよいかわからず、何度か試したのですが、症状は改善されません。ただ、逆方向に10度ほど動かすと、逆回転がなくなったのですが、しかし、曲が流れたあと、突然停止という現象はなくなりませんでした。ただ、2分よりもあきらかに長く再生はされておりました。全くの素人ですが、なんとかこのCDプレーヤーを復活させたいと考えております。お時間あるときにでもぜひアドバイスいただけないでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 高岡 | 2020年4月 5日 (日) 19時56分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CDチューナーアンプ、逝く。:

« 2daysカーレッジくん。 | トップページ | GWのブツ。 »